会長挨拶

青木 大輔

第19回国際細胞学会議
第57回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
会長 青木 大輔
慶應義塾大学医学部 産婦人科学教室 教授

この度、第19回国際細胞学会議(ICC2016)および、第57回日本臨床細胞学会総会(春期大会)を2016年5月28日(土)~6月1日(水)の5日間、パシフィコ横浜において開催することになりました。国際細胞学会議(ICC2016)は、国際細胞学会(IAC)が3年ごとに開催する会議であり、1961年 の第1回から本会議で第19回を迎える歴史のある国際会議です。また、日本は歴代最多の3度目の開催であり、今回この第57回日本臨床細胞学会春期大会との同時開催を担当させていただくことを大変光栄に感じております。

今回のテーマを「New Innovative Technologies Changing Cytology」として、 本邦における細胞診断学の技術、精度の高さを世界に発信するとともに、国際的な情報交換の場を通じて新たな技術や知見を本邦に導入し、本学会が細胞診断学の発展に大いに寄与するものと期待しております。本学術集会のプログラムとしては、招請講演、特別講演、教育講演、シンポジウム、各ワークショップ、スライドセミナーの他に、医療安全についての講演など、多彩な題目を用意する予定でおります。魅力あるプログラムを企画し、参加された会員の皆様にとってfruitfulな学術集会となるよう、今後も関係諸氏のお力をお借りしながら鋭意努力する所存です。

学会会場となるパシフィコ横浜のある横浜は、1859年(安政6年)に日本開国とともに国際的な玄関として開港して以来、常に世界に向けた日本のwindowとしての貿易都市の性格を持ち続け、わが国の近代化に主要な役割を果たしてきました。今回の学術集会の舞台であるこの横浜は、その国際都市としての伝統とともに先進的な雰囲気を楽しむことができる、まさに温故知新に相応しい場所であると思います。

多くの会員の皆様方にご参加いただき、活発な討議がなされることを楽しみにしております。横浜で会員諸氏のお越しを心からお待ちしております。

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